「言語パックを入れて画面は日本語になったのに、AIの返事はずっと英語のまま」 「解説記事に『マーケットプレイスのURLを変更する』と書いてあるけれど、この手順は本当に必要?」

この記事は、そんな疑問に答えるGoogle Antigravityの日本語化ガイドです。日本語化を「画面表示(UI)」と「AIの回答」の2層に分けて、それぞれの設定手順と、うまくいかないときの切り分けまで順番に解説します。

Antigravityは更新のペースが速く、2026年8月12日時点で公式チェンジログ上の最新版は2.7.1(2026年8月11日リリース)です。本記事は、公式ドキュメントと拡張機能レジストリ(Open VSX)を直接確認した結果、および複数の利用報告に基づいてまとめています。なおIDEの画面そのものについては、当ブログで実機検証を行っていません。画面名・項目名・ダイアログの文言は公式ドキュメントと利用報告に沿って記載しており、バージョンによって配置が異なる場合があります。

この記事で身につくこと
  • 日本語化が「画面」と「AIの回答」の2層に分かれている理由
  • デフォルト設定のまま日本語言語パックを導入する手順
  • GEMINI.md/RulesでAIの回答を日本語に固定する方法(1ファイル12,000字の上限つき)
  • 「入らない」「反映されない」ときの症状別の切り分け
  • マーケットプレイスURLの変更をおすすめしない理由

Antigravityの日本語化は「2層」ある

Antigravityの日本語化とは、エディタ画面の表示を日本語にする設定(層1)と、AIエージェントの回答を日本語に固定する設定(層2)の2つを指します。この2つは別々の仕組みで、片方だけ設定しても、もう片方には効きません。

日本語になる対象 設定方法 反映タイミング
層1:画面(UI) メニュー・設定画面・ダイアログ 拡張機能「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」 インストール後の再起動で反映
層2:AIの回答 エージェントの返答・生成される文書 ~/.gemini/GEMINI.md または .agents/rules/ にルールを書く ルール保存後の会話から

※ 層2の設定場所は公式ドキュメントに明記されている内容です。一方、層1の拡張機能と「再起動で反映」については公式ドキュメントに記載がなく、複数の利用報告にもとづく整理です。

なぜ設定が2回必要なのか

AntigravityはVS Codeをベースにしたエディタの上に、Geminiモデルで動くAIエージェントを重ねた構造だと、複数の技術情報・利用報告が一致して伝えています(公式ドキュメント自体はVS Codeベースであることに言及していません)。層1はエディタ側の互換機能を使う設定、層2はエージェントへの指示で、別の階層の作業になります。

ここで先に押さえておきたい事実があります。Googleの公式ドキュメント(antigravity.google/docs)には、2026年8月12日時点でUIの表示言語や日本語化に関する記載が見当たりません。設定ページ・FAQ・チェンジログを確認しても、表示言語(locale)に相当する項目の説明はありません。公式ドキュメント自体も英語のみで、日本語版ページは存在しません(日本語版のURLにアクセスしても404になります)。日本語化が公式にサポートされているとも、非対応と明言されているとも言えない、記載自体がない状態です。この記事の手順は「公式が案内する正規手順」ではなく、VS Codeベースのエディタで広く使われている方法だと理解しておいてください。

なお、この記事で扱うのはデスクトップアプリ(IDE)の話で、ターミナルから使うAntigravity CLIには拡張機能の話は当てはまりません。CLIとIDEの全体像はAntigravity CLI・IDEの使い方で解説しています。AIコーディングエージェントというジャンル自体が初めての方は、代表格であるClaude Codeとは何かの解説もあわせてどうぞ。

【層1】AntigravityのUIを日本語化する手順

まず画面表示の日本語化です。手順は次の4ステップで、複数の利用報告が一致しています。

  1. サイドバーの拡張機能(Extensions)パネルを開く(VS Code系エディタ共通のショートカットはCtrl+Shift+X、MacはCmd+Shift+X
  2. 検索欄に「Japanese」と入力する
  3. Japanese Language Pack for Visual Studio Code」(発行元:MS-CEINTL)をインストールする
  4. 「Change Language and Restart」を選んで再起動する

途中で発行元を信頼するか確認するダイアログ(Trust Publisher & Install)が表示されたという報告があります。その場合は発行元がMS-CEINTLであることを確かめて進めてください。再起動するとメニューや設定画面が日本語に切り替わった、という報告が複数あります。

デフォルト設定のままで日本語パックは見つかる(当ブログの実測根拠)

「Antigravityの拡張機能の入手元はMicrosoft公式マーケットプレイスではないから、先にURLを変更しておく」という手順を載せた解説が出回っています。しかしこの下準備は必要ありません。設定を変えていない状態の入手元にも、日本語言語パックはきちんと存在するからです。

Antigravityの拡張機能の入手元は、Open VSXというオープンソースのレジストリだと報告されています(これも公式ドキュメントに記載はありません)。当ブログでは、Open VSXのAPIを直接確認しました(2026年8月12日実測)。

確認項目 結果
拡張機能名 Japanese Language Pack for Visual Studio Code
発行元 MS-CEINTL
最新バージョン 1.131.0(2026年7月28日公開)
検証状態 verified(検証済みマークあり)
ライセンス MIT
ダウンロード数 約134万件

さらに、VS Code系エディタの拡張機能検索が内部で使うのと同じ仕組み(VS Code Galleryプロトコル)でOpen VSXに問い合わせたところ、「japanese language pack」の検索結果の1件目にこのパックが返ってきました。

つまり、入手元を変更しなくても日本語言語パックは検索結果に出てくる状態にあります。デフォルトのまま導入できたという利用報告も複数あります(インストールそのものは、当ブログでは実機確認していません)。

検索して出てこないときは名称を確認

初期の解説記事には「Japanese Language Pack for Visual Studio Code Preview」という名称で案内しているものがありますが、この名前の拡張機能はOpen VSX上に存在しません(2026年8月12日確認)。「Preview」なしの正式名称で検索してください。

別ルート:コマンドパレットから切り替える

言語パックの導入後は、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P、MacはCmd+Shift+P)の「Configure Display Language」から表示言語を選び直せるという報告も複数あります。日本語と英語を行き来したいときに便利です。

日本語にならない画面もある

言語パックが翻訳するのは、VS Code由来のメニューやダイアログです。Antigravity独自の画面(エージェントパネルやCustomizationsパネルなど)は英語のまま残るという利用報告が複数あります。これは不具合ではなく、言語パックの翻訳対象に含まれていない領域です。ただし、どの画面がどこまで英語で残るのかは当ブログでは未確認です。この件で「Agent Manager」を例に挙げている記事も多いのですが、Agent Managerは2026年5月の製品再編で位置づけが変わっており、現行バージョンの画面構成とは一致しない可能性があります。

【層2】AIの回答を日本語に固定する(GEMINI.md/Rules)

層1を終えても、AIエージェントが日本語で答えてくれるとは限りません。毎回「日本語で答えて」と頼むのは手間なので、公式機能のRulesを使って指示を常設します。Rulesは公式ドキュメント「Rules and Workflows」に仕様が明記されている、日本語化まわりでは数少ない一次情報のある領域です。

ただしRulesは、公式の説明でも「エージェントを導くための制約(constraints to guide the Agent)」と位置づけられた指示であり、出力を機械的に強制する仕組みではありません。当ブログでは、実機で応答が日本語に固定されるところまでは確認していません。

公式ドキュメントの内容を整理すると次のとおりです。

種類 置き場所 効く範囲
グローバルルール ~/.gemini/GEMINI.md すべてのワークスペース
ワークスペースルール ワークスペース(またはgitルート)直下の .agents/rules/ フォルダ そのプロジェクトのみ

ルールの実体はただのMarkdownファイルで、エージェントに守らせたい制約を書き込む仕様です。

全プロジェクト共通で効かせる:~/.gemini/GEMINI.md

~/.gemini/GEMINI.md は、Windowsでは %USERPROFILE%\.gemini\GEMINI.md(通常は C:\Users\ユーザー名\.gemini\GEMINI.md)にあたります。フォルダやファイルがなければ、自分で作成して構いません。公式ドキュメントでは、IDEの画面から作る経路も案内されています(後述)。

プロジェクト単位で効かせる:.agents/rules/

プロジェクトごとに内容を変えたい場合は、ワークスペース直下に .agents/rules/ フォルダを作り、その中に .md ファイルを置きます。

「.agent/rules」(単数形)は旧仕様

公式ドキュメントには、ワークスペースルールの置き場所は現在 .agents/rules(複数形)がデフォルトで、旧仕様の .agent/rules も後方互換として維持されている、と明記されています。古い解説記事には単数形のものがありますが、これから作るなら複数形にしておきましょう。

【コピペ可】日本語固定ルールの例

# 言語ルール

- 回答は必ず日本語で書いてください。
- コードのコメントも日本語で書いてください。
- コマンド名・設定キーなどの技術用語は、無理に翻訳せず英語のまま使ってください。

発動モードは「Always On」にする

公式ドキュメントによると、ルールには4つの発動モードがあります。

モード 動き
Manual @メンションで呼んだときだけ適用
Always On 常に適用
Model Decision 適用するかどうかをモデルが判断
Glob パターンに一致するファイルの操作時に適用(例:*.js

日本語固定のような「常に守ってほしいルール」はAlways Onを選びます。

ルールは1ファイル12,000字まで(公式明記)

見落とされがちですが、公式ドキュメントには各ルールファイルに12,000文字の上限があると明記されています。日本語固定のルールだけなら余裕がありますが、コーディング規約や仕様書をまるごと貼り付ける使い方をすると上限に当たります。長くなる場合は、ルールファイルの中から @ファイル名 の形で別ファイルを参照できる仕組みも公式に用意されています。

画面から作る場合の経路(公式ドキュメント記載)

ファイルを直接作らず、IDEの画面から作ることもできます。公式ドキュメントには、次の経路が案内されています。

  1. エージェントパネル上部の「…」ドロップダウンからCustomizationsパネルを開く
  2. Rulesパネルへ移動する
  3. 全体に効かせるなら「+ Global」、プロジェクト単位なら「+ Workspace」をクリックして新規作成する

日本語の解説記事では「追加オプション > Customization > Rules」と表記されていることが多いですが、指しているのは同じ場所です。なお画面の配置や表記はバージョンによって変わる可能性があります。

ターミナル型のClaude Codeにも、設定ファイルで応答を日本語に寄せる同じ発想の方法があります。あちらを使っている方はClaude Codeを日本語で使う設定をどうぞ。

日本語化できない・反映されないときの対処

症状別チェック早見表

症状 まず疑うこと 対処
言語パックが「Error while installing」で入らない エディタと拡張機能のバージョン不適合 古いバージョンを指定して導入
検索しても言語パックが出ない 旧名称(Preview付き)で探している 正式名称で検索し直す
画面は日本語なのにAIが英語で返す 層2を設定していない GEMINI.md/Rulesを設定する
ルールを書いたのに効かない 発動モード・置き場所 Always Onにする・.agents/rules(複数形)を確認
解説記事と画面の項目が違う バージョン差 2.xは更新が速い。公式ドキュメントと自分のバージョンを確認
一部の画面だけ英語のまま 翻訳対象外の領域 対処不要(そういう仕様)

「Error while installing」で入らないとき

過去の利用報告には、次のエラーで言語パックが入らなかった事例があります。

Error while installing 'Japanese Language Pack for Visual Studio Code' extension.
Please check the log for more details.

Open VSX上の日本語言語パックには1.55.2から1.131.0まで100個のバージョンがあり(2026年8月12日実測)、それぞれ対応するエディタのバージョンが決まっています。最新版が入らないときは、拡張機能の歯車メニューにある「Install Another Version」で少し古いバージョンを指定して入れるのが、VS Code系エディタでの一般的な対処です。

【重要】マーケットプレイスURLの変更はおすすめしない

設定内の「Marketplace Item URL」「Marketplace Gallery URL」をMicrosoft公式マーケットプレイスのURLに書き換える手順が、複数の解説記事で紹介されています。過去に「検索には出るのにインストールでエラーになる」という報告があり、その回避策として紹介されてきた手順ですが、当ブログではおすすめしません。理由は2つあります。

理由1:現在は不要だからです。 層1で示したとおり、デフォルトの入手元(Open VSX)に日本語言語パックは存在し、検索1件目で見つかります。Open VSX上のパックはMITライセンスで再配布されているものです。

理由2:Microsoftの利用規約の文言に反するからです。 Visual Studio Marketplaceの現行の利用規約(Terms of Use・2025年10月改訂版)を原文で確認したところ、Marketplaceの提供物は「対象製品」(Visual Studio・Visual Studio Code・GitHub Codespaces・Azure DevOpsなどのMicrosoft系製品)でのみ使用でき、対象製品以外へのインストール・使用は認めない、という趣旨の条項があります(1.bおよび3)。Antigravityはこの対象製品に含まれておらず、日本語パックの発行元MS-CEINTLはMicrosoft名義(マーケットプレイス上の表示名はMicrosoft・microsoft.comでドメイン認証済み)です。URLを書き換えてMicrosoft公式マーケットプレイスから導入する行為は、この条項の文言に反することになります(法的な最終判断ではなく、現行の規約文をそのまま読んだ場合の整理です)。

URL変更の手順を見かけたら

規約面で問題がありうるうえに、日本語化の目的には不要な手順です。デフォルト設定のまま正式名称で検索し、入らない場合は古いバージョンの指定を試してください。

ルールを書いたのに反映されない

まず発動モードがAlways Onかを確認し、次に置き場所(グローバルは ~/.gemini/GEMINI.md、プロジェクト単位は .agents/rules/ 配下の .md)が公式仕様に合っているかを見直します。画面から編集した場合は、Rules一覧の更新(リロード)操作で反映されたという利用報告もあります。

settings.jsonの非公式設定は当てにしない

settings.jsonantigravity.agent.language のような設定を書き足してAIの応答言語を変える方法を紹介する記事がありますが、公式ドキュメントにこの設定の記載はなく、紹介した記事の著者自身が「環境によって効いたり効かなかったりする」と明記しています。つまり非公式であり、効果も不確実な設定です。似た系統のsettings.json手法を、後から自分で撤回した記事もあります。応答言語の指定は、公式ドキュメントに仕様が明記されているRulesで行うのが基本です。

日本語入力(IME)と文字化けで困ったら

公式ドキュメントとチェンジログには、IME(日本語入力)や文字コードに関する記載が見当たりません(2026年8月12日時点)。Antigravity固有の不具合と確認された情報もないため、ここではVS Code系エディタで広く知られている事象と対処を紹介します。

変換中の文字が補完に取られて乱れる

日本語入力の変換中に補完候補が割り込み、確定前の文字が乱れるという報告があります。VS Code系エディタでの定番の緩和策は、コメントと文字列の中でのクイック補完を止める設定です。settings.json に次を追記します。

"editor.quickSuggestions": {
  "comments": "off",
  "strings": "off"
}

コード部分の補完は残したまま、日本語を書くことが多い場所だけ補完を抑えられます。

ターミナルやファイルで日本語が文字化けする

Windowsでは、システム既定の文字コード(CP932)とUTF-8の不一致が文字化けの典型的な原因とされています。ファイル側の対処としては、プロジェクト直下に .editorconfig を置いて文字コードをUTF-8に統一するのが定番です。

root = true

[*]
charset = utf-8

.editorconfig はエディタ横断で使われている仕組みで、対応するエディタや拡張機能が入っていれば、この1ファイルで文字コードの方針をチームで揃えられます。

日本語化の前に確認:対応OSと利用条件

対応OS(公式ドキュメントより)

OS 要件
macOS Monterey(12)以上。動作要件に「X86 is not supported」の記載あり(下記の注意を参照)
Windows Windows 10(64bit)
Linux glibc 2.28以上・glibcxx 3.4.25以上(Ubuntu 20/Debian 10/Fedora 36/RHEL 8など)
Intel Macの扱いは公式内で記述が食い違っている

公式ドキュメントの動作要件には「X86 is not supported」(=Intel非対応)とある一方、公式ダウンロードページのmacOS欄には「Download for Apple Silicon」と「Download for Intel」の2つのボタンが並んでいます(いずれも2026年8月12日確認)。どちらが正しいのかについて公式の説明が見当たらないため、本記事では断定しません。Intel Macをお使いの方は、ダウンロードページの最新表記を確認したうえで判断してください。

アカウントとプラン

公式FAQによると、利用は18歳以上が対象です。Google Workspaceのアカウントは認証で問題が出る場合があるとされており、個人のGoogleアカウントの使用が推奨されています。

プランはGoogle AI Ultra/Google AI Proと、どちらにも加入していない場合の3段階です。公式のプラン説明では、どのプランでもGeminiモデルが使え、タブ補完は「Unlimited(無制限)」と明記されています。一方でエージェントの利用枠(クォータ)には上限があり、UltraとProは5時間ごとに更新(Proは週の上限に達するまで)、未加入の場合は週次で更新されると案内されています。エージェントの利用には週単位の上限がある仕組みで、まるごと「使い放題」ではありません。このプランページに具体的な金額の記載はありません(2026年8月12日時点)。

AIコーディングエージェントの料金体系の考え方は、Claude Codeの料金プラン解説でも詳しく扱っています。他ツールと比較する物差しとして参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. Antigravityの画面を日本語にすれば、AIも日本語で答えてくれますか?

いいえ、別の設定です。画面(UI)は拡張機能「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」で日本語化し、AIの回答は ~/.gemini/GEMINI.md(全プロジェクト共通)または .agents/rules/ 配下のMarkdownファイルにルールを書いて固定します。ルールの発動モードを「Always On」にすると毎回適用されます。

Q2. 日本語の言語パックが「Error while installing」で入りません。

エディタと言語パックのバージョンが合っていない可能性があります。Open VSX上の日本語パックには100個のバージョンがあり、それぞれ対応するエディタのバージョンが決まっています。拡張機能の歯車メニューから古いバージョンを指定して入れ直すのが、VS Code系エディタでの一般的な対処です。

Q3. マーケットプレイスのURLをMicrosoft公式に変えてもいいですか?

おすすめしません。Microsoftの「Visual Studio Marketplace利用規約」(2025年10月改訂の現行版)には、Marketplaceの提供物をVisual Studio・VS Code・GitHub Codespacesなどの対象製品以外で使用することを認めない趣旨の条項があり(1.b・3)、Antigravityは対象製品に含まれません。日本語パックはデフォルトの入手元(Open VSX)にも存在するため、URLを変更する必要自体がありません。

Q4. 日本語化したのに一部の画面が英語のままです。

言語パックが翻訳するのはVS Code由来のメニューやダイアログで、Antigravity独自の画面(エージェントパネルなど)は英語のまま残るという利用報告が複数あります。これは言語パックの翻訳対象に含まれていないためで、対処は不要です。どの画面がどこまで英語で残るかは、バージョンによって変わる可能性があります。

Q5. Antigravityは公式に日本語対応していますか?

2026年8月12日時点で、Googleの公式ドキュメント(antigravity.google/docs)にUIの表示言語や日本語化に関する記載は見当たりません。非対応と明言されているわけでもなく、記載自体がない状態です。日本語化はVS Codeベースのエディタとしての互換的な方法で行います。なお公式ドキュメント自体にも日本語版はありません。

まとめ|まず層1、次に層2

この記事の要点
  • Antigravityの日本語化は層1(画面=言語パック)と層2(AIの回答=Rules)の2段構え
  • 言語パックは「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」(発行元MS-CEINTL)。デフォルトの入手元にあるので、設定を変えずに検索で見つかる
  • マーケットプレイスURLの変更は不要で、Microsoftの規約面からもおすすめしない
  • AIの回答は~/.gemini/GEMINI.md.agents/rules/にルールを書き、Always Onで固定(1ファイル12,000字まで)
  • Antigravity 2.xは更新が速い。解説記事と画面が違ったら、公式ドキュメントと自分のバージョンを確認する

どちらの層も、やることは拡張機能を1つ入れる・ファイルを1つ作るだけです。まず言語パックで画面を日本語にして、続けてGEMINI.mdでAIの回答を固定するところまで済ませれば、日本語だけでAntigravityを使う土台が整います。

エージェントに外部ツールをつなぐ仕組みにも興味が出てきたら、Claude CodeのMCP設定の解説ものぞいてみてください。